捻挫したら冷やす・固定は本当に正しい?

スポーツ中や日常生活の中で、足首や手首をひねってしまう「捻挫」。
多くの方が「まずは冷やして、固定して安静に…」というRICE処置を思い浮かべるかもしれません。

ですが、その処置、本当にあなたの回復を早めているでしょうか?
せるり療法院では、「やり方を間違えると、逆に回復を遅らせてしまう」という考えから、RICE処置を慎重に扱っています。

一般的な捻挫の処置とは?

病院や整形外科では、捻挫をすると次のような対応がされることが多いです。
• RICE処置(Rest:安静、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)
• サポーターやギプスでの固定
• 数週間のスポーツ禁止・運動制限

確かに、重度の靭帯断裂などではこれらが必要になるケースもあります。
しかし、靭帯が完全に切れていない場合には、むしろ「動かしながら回復を促す」ことの方が重要です。

せるり療法院の考え方

せるり療法院では、捻挫に対して以下のような対応を行っています。

固定よりも循環促進を重視

固定によって血流が滞ると、損傷した組織への酸素や栄養の供給が妨げられ、回復が遅れてしまうことがあります。
せるり療法では、体の循環を促すことで自己治癒力を高め、損傷した筋肉や靭帯の修復をサポートします。

痛みや違和感のない動きで、体の回復を助ける

無理に動かすのではなく、体に負担をかけず、痛みが出ない範囲で動かしながら筋肉や関節のバランスを整えることで、自然な回復を促進します。

早期スポーツ復帰も目指せる

靭帯が完全断裂していなければ、固定しすぎない方が関節の機能が保たれ、回復後の再発リスクも下がると私たちは考えています。
実際に、当院では「もっと早く来ればよかった!」という声も多くいただいています。

【自分でできる捻挫の対処法】

捻挫をしてしまった直後は不安になりますよね。
「冷やすべき?」「安静にすべき?」と迷う方も多いと思います。
ここでは、回復を早めるためにご自宅でもできる優しいケア方法をいくつかご紹介します。

1. 冷やしすぎに注意!冷却は短時間

捻挫直後の腫れや強い痛みがある場合、一時的にアイシングしても構いませんが、冷やしすぎると血流が悪くなり、回復が遅れる可能性があります。
目安としては、10〜15分を1〜2回程度にとどめましょう。

2. 軽く動かせる範囲でゆっくり動かす

痛みがない範囲で、足首や手首をゆっくり回す・上下に動かすなど、小さな動きから始めてみてください。
これにより血流が促進され、損傷した組織の回復がスムーズに進みます。

3. お風呂で温めて循環アップ

腫れが落ち着いてきたら、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることも効果的です。
全身の血行が良くなることで、患部の回復にもつながります。
※痛みが増すようなら無理に温めないよう注意しましょう。

4. 「痛み=悪化」ではないことを知っておく

少し動かすと痛みや違和感を感じることがありますが、それは体が治そうとしている反応の一部です。
焦らず、体の声を聞きながら回復させていきましょう。

「とりあえず冷やして安静」では、かえって長引いてしまうこともあります。
捻挫は正しくケアすれば、早く、そして再発しにくい形で回復することができます。
無理に冷やしたり、固定しすぎたりする前に、一度せるり療法院へご相談ください。

お一人お一人の状態に合わせて、最適なケアとアドバイスをご提供します。

早期回復、再発防止、そしてスポーツや日常生活への早い復帰を目指すなら、せるり療法院へまずはお気軽にご相談ください。

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