”膝痛”変形性膝関節症は「変形=痛み」ではありません
「変形性膝関節症」と診断され、不安な気持ちになった方も多いのではないでしょうか。
病院でレントゲンやMRIを撮ると「軟骨がすり減っていますね」「O脚の変形が進んでいますね」と説明されることがあります。
そして、「軟骨がすり減って痛みが出ているんですよ」「手術で人工関節にした方がいいですね」と言われると、頭が真っ白になってしまう方も少なくありません。
中には、「私の膝は車のタイヤと同じで、すり減ったら交換するしかないの?」と思う方もいるかも知れません。
いえいえ!膝はタイヤではありません😅
ディーラーに持ち込んで交換する必要はありませんのでご安心ください☺️
膝には自分で回復できる力がちゃんと残されています。
変形していても痛みがない人はたくさんいます
臨床の現場で多くの方を診ていると、不思議なことに出会います。
それは、O脚の変形が強くても痛みなく歩けている方がたくさんいるという事実です。
一方で、レントゲンではそれほど変形がないのに、強い痛みで歩くのも大変な方もいます。
つまり、「軟骨のすり減り」や「骨の変形」がそのまま痛みの原因になるわけではないのです。
研究の世界でも少しずつ分かってきていて、「画像所見(レントゲンやMRIの結果)と痛みの強さは一致しない」という報告が増えてきています。
レントゲンで“変形がありますね”と言われても、実際に元気に歩いている方は大勢います。
イメージとしては、“靴下に小さな穴があいてても、機能的には問題なく、普通に履ける”ことと同じようなものです😉
痛みは“体を守るための反応”
ではなぜ痛みが出るのでしょうか?
せるり療法では、痛みは単なる「壊れたサイン」ではなく、体を守るための大切な反応だと考えています。
たとえば、
膝に負担がかかる動きを繰り返している
周囲の筋肉がこわばって血流が悪くなっている
長時間同じ姿勢で関節にストレスがかかっている
こういった状況が続くと、体は「これ以上壊れないように」と痛みを出してブレーキをかけます。
つまり、痛みは「危険信号」ではなく「守りの反応」なのです。
実際に改善されたケース
当院にも、「もう歳だから仕方ない」「手術しかないと言われた」と不安を抱えた方がたくさん来られます。
ある方は、強いO脚変形で「歩くだけで膝が痛くてどこにも出かけられない」とおっしゃっていました。
しかし、施術を続けるうちに体の使い方が変わり、筋肉のこわばりが取れていくと、旅行に行けるほど歩けるようになったのです。
また別の方は、「人工関節の手術を覚悟していた」ほどでしたが、膝だけでなく腰や股関節も含めて体全体を整えていくと、階段もスムーズに上れるようになり、手術を回避できたというケースもありました。
“階段が上れないから…”とエレベーターを探していた方が、今では“エレベーターより早い!”と笑顔で上っていらっしゃいます☺️
このように、変形がある=痛みが続くではないことが、実際に証明されています。
諦める必要はありません
「もう歳だから仕方ない」
「軟骨がすり減ったから痛いんだ」
「変形しているから一生このまま」
そう思い込んでしまうと、体はますますこわばり、痛みも強くなりがちです。
ですが、実際には体にはまだまだ回復力が残されています。
正しく体を整えていけば、変形があっても痛みなく生活できる可能性は十分にあるのです。
ご相談ください
もし今、膝の痛みで
買い物や散歩がつらい
正座やしゃがむ動作ができない
手術しかないと言われて不安
そんな思いをされている方は、どうか諦めないでください。
せるり療法院では、あなたの体に合った方法で、無理なく改善をサポートいたします。
まずは一度ご相談ください。
「痛みがあっても変形のせいとは限らない」──この事実を知るだけでも、きっと希望が湧いてくると思います。
そしてもし良くなってきたら、ぜひ歩く楽しさを取り戻してください。
でも歩きすぎて靴下に穴があいてしまったら……それはうちでは直せませんので(笑)