【腸内環境×整体】腸を整えると痛みや違和感がやわらぐ?
〜肩こり・腰痛・スポーツ障害にも関係する“おなかの秘密”〜
「特にケガをしたわけじゃないのに腰が重い…」
「肩こりがなかなか取れない」
「疲れが抜けない」
そんなお悩み、ありませんか?
実は最近の研究で、腸内環境の乱れが体の痛みや違和感に関係していることが分かってきています。
え? おなかと肩こり? と思うかもしれませんが、実はとても深い関係があるのです。
腸は“第二の脳”とも呼ばれるほど重要
腸の中には100兆個以上の細菌がすんでおり、これを「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」と呼びます。
消化や栄養吸収だけでなく、免疫やホルモン、自律神経にも関係しています。
しかし、
ストレス
睡眠不足
偏った食事(脂っこい・糖質中心)
抗生物質の服用
などが続くと、このバランスが崩れ、「悪玉菌」が増えてしまいます。
すると腸の粘膜が弱り、細菌の老廃物や炎症物質が血液の中に漏れ出してしまいます。
これが全身の炎症反応を強めてしまうのです。
つまり、腸の状態が悪いと、肩こり・腰痛・関節の違和感・スポーツのケガなどが長引きやすいんです。
炎症が“痛みや違和感”をつくる
体の中で炎症が続くと、免疫が過剰に働き、痛みを感じやすい状態(神経の感作)が起こります。
つまり、普段なら気にならない刺激でも、「痛い」「重い」「だるい」と感じやすくなるのです。
また、腸と脳は「腸―脳相関」と呼ばれるネットワークでつながっています。
腸内環境が乱れると、自律神経やホルモンのバランスも崩れ、体が常に緊張しやすい状態になり、筋肉のこわばりや姿勢の崩れにもつながります。
結果として、
肩や首のこりが取れない
慢性的な腰痛が続く
スポーツでのケガが治りにくい
といった症状を引き起こしやすくなるのです。
腸内環境が整うと、体の回復力が上がる
腸内環境が良くなると、炎症を抑える“短鎖脂肪酸”という物質が増え、免疫の働きが整ってきます。
これによって筋肉や関節の修復も進みやすくなり、「治りが早い」「痛みがぶり返しにくい」と感じる方も多いです。
つまり、
腸を整えることは、体の修復力=自然治癒力を高めることにつながります。
整体で体のバランスを整えることと、腸内環境を整えることは、表と裏のような関係にあるんです。
せるり療法で体が緩むと、腸も動き出す
疲れが溜まって筋肉がガチガチになったり、体のバランスが崩れていると、腸の働きも落ちがちです。
でも、施術を受けて体が緩み、バランスが整うと、副交感神経が働きやすくなり、腸が“ぐるぐるモード”に切り替わります。
実際、施術のあとに「お腹がポコポコ鳴った」「トイレがスッキリした」とおっしゃる方も多いです😊
腸も「ようやく出番だ!」と喜んでいるのかもしれませんね。
つまり、整体で外側から整え、腸内環境で内側から整える。
このダブルケアが、慢性的な腰痛や肩こり、スポーツのケガ回復を早める鍵なのです。
私自身も、腸を整える生活を実践中です☺️
私自身、毎日できる範囲で腸のケアをしています。
ヨーグルトや納豆などの発酵食品、野菜や海藻をしっかり摂り、睡眠や運動もほぼ毎日意識しています。
続けていると、体が軽くなり、疲れにくくなったのを感じます。
腸が元気だと気分まで明るくなるから不思議です🌱
今日からできる腸内環境セルフケア
簡単にできる腸ケアを、いくつかご紹介します👇
発酵食品を食べる(ヨーグルト・納豆・味噌など)
野菜・海藻・きのこを摂る(食物繊維が腸内細菌のエサに)
よく噛む・冷たいものを摂りすぎない
夜はしっかり睡眠をとる
軽い運動やストレッチを続ける
ストレスを溜めすぎず、笑うことも大事😊
腸が整うと、体も心も軽くなります。
整体と合わせることで、より早く変化を感じる方も多いですよ。
まとめ 〜腸も体も“ゆるめて整える”〜
痛みや違和感は、体が「休ませてほしい」と出しているサイン。
整体で筋肉や関節を整え、体をリラックスさせることで、腸の働きも良くなります。
腸が元気になると、体も軽く、気持ちも前向きに✨
「疲れが抜けない」「慢性的な肩こりや腰痛がつらい」という方は、
“腸から元気にする整体「せるり療法」”を体験してみてください。
あなたの体の中でも、きっと腸がニッコリしてくれますよ😊
💡参考文献:
Microbiota and Pain: Save Your Gut Feeling (PMC8946251)
The Role of the Human Microbiome in the Pathogenesis of Pain (PMC9659276)
Gut microbiota, intestinal permeability, and systemic inflammation (PMC10954893)