半月板損傷と診断を受けられた40代男性がご来院

半月板損傷と診断を受けられた40代男性がご来院しました。

その方は8年前くらい前に、運動中に右膝を捻り、
整形外科にて半月板損傷と診断。

そして、その後は湿布や痛み止め、
ヒアルロン酸注射をされて順調に回復し、
半年くらいで痛みが無くなったとの事でした。

ところが1、2年前くらいより、
お仕事で荷物を運ぶ際に膝がズレる感じがあり、
それに伴い痛みが再発してきたようでした。

主な症状は、
・膝の内側と外側の痛み
・膝が伸びなく、膝を伸ばすと膝の外側が痛い
・階段の下りで内側が少し痛い
・お皿を少しでも動かすと痛い
・痛みにより足を引きずり気味で、普通に歩けなくつま先で立つようにすると楽

まずは、触診で身体全体の筋肉の硬さや、
背骨や骨盤の歪みをみていきます。

すると、猫背の姿勢により背中が硬い。
そして、腰、臀部、太もも全体、
ふくらはぎやスネに筋肉の強い緊張がありました。

施術に入り、まずは全身をざっくりと緩め、
それから緊張の強い腰から下を念入りに緩めていきます。

そして、施術が終わり立ちあがっていただくと、
伸びない膝がある程度伸びて歩くのも楽になり、
階段の下りも痛みは減少し楽に下りられました!

今回のケースでは、8年前の膝を捻ったのが痛みの原因と思われますが、
今回の症状は普段の姿勢が原因で、
結果的に膝周辺に負担が掛かって痛みが出て来たと思われます。

そして、施術の途中に普段の姿勢を伺いましたが、
やはりお仕事で背中を丸めて座りっぱなしや、
ご自宅では柔らかいソファにいつもだらんとして腰掛けているとのことでした

ソファは楽で座り心地が良いと感じている方は
とても多いと思いますが(ソファの種類により異なります)、
背中を丸めて座る姿勢は、腰や背中、そして首にも負担が掛かり、
実はとても膝に負担が掛かってくるのです。

ですので、まずは膝の痛みを取ることが最優先ですが、
それと合わせて上半身の姿勢を良くしていくことがとても大切です。

そうする事で、膝にかかる負担が減っていき、
結果的に膝の痛みの再発は出にくくなってきます。

このまま順調に行けば、痛みない生活が出来るようになるでしょう

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