群発型頭痛の50代の男性がご来院

一般的に頭痛には3つの種類があります。

① 緊張型頭痛
② 片頭痛(偏頭痛)
③ そして群発型頭痛

しかし、この中でも一番強い痛みが出るのが、この『群発型頭痛』です。

他の頭痛と違い、目を奥をえぐられるような痛みがあったり、
どちらか片方の目と目の上、
こめかみあたりをハンマーで殴られるような激しい痛みが起こり、
痛む方の目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、
まぶたの下垂などの症状が出ると言われています。

睡眠中に起こることが多く、
激痛で目が覚めて眠ることができなくなってしまいます。

病院では、対処療法として痛み止めを中心とした
薬物療法による治療が行われるケースが多いようです。

しかしこのような頭痛薬(鎮痛薬)は、
使い続けると効きにくくなってきて、
だんだんと強い薬を使用するようになり、
薬に依存してしまう場合もあります。

問診に入り伺っていくと、その方の症状はこのようなものでした。

・約30年前より発症
・春、秋頃になると症状が出る。
・一回症状が出ると1か月~2ヶ月くらい続く
・その間、1日に3回~4回ほど左側頭部に痛みが出る
・病院で処方されたかなり強いお薬の『イミグラン』を服用するが、全く効かない
・症状が出ると夜眠れなく、平均睡眠時間は4時間以下
・起床時、午後の13時~14時には鈍い痛みが必ずある

まずは触診をしていきます。

すると、やはり首の後側と横側、
頭部全体、前胸部上部に筋肉の強い緊張がありました。

施術をしていき、身体全体を緩め、
先ほどの緊張の強い箇所にアプローチしていきます。

そのお客様は毎日睡眠時間も少なく眠りも浅いので、
だいぶ疲労が溜まっていた様子。
施術が始まると、5分くらいですやすやと眠ってしまいました。

首の後側がだいぶ緩んだところで、
頸椎の歪みを確認。すると頸椎の4番が左にズレていました。

そして、その修正をして施術終了。

1回目の施術前には痛みが出る前兆の症状が
出ていたとのことでしたが、施術後はそれも和らいだとのこと。

また、あとあと話をお伺いすると、
病院で診断を受けた際に
『湯船に浸からないように』とのアドバイスを受けられたそうです。

その理由としては、
身体が温まると脳内の血管が拡張して
より強い痛みが出てしまうという一般常識があるからです。

しかし、私たちの考えで頭痛全般に言えることですが、
首の筋肉が緊張してガチっと硬くなることで
、中の血管が圧迫され続け、
結果的に本来脳に行くはずの酸素を含んだ血液の供給量が減ってしまい、
その酸素不足を脳が異常と感じて
頭痛という痛みを警報として出すことで
身体に知らせるものと考えております

ですので、脳にしっかりと血液が流れ酸素が
届くようになれば、症状は改善してくるのです

お医者さんに言われているので、
その方も最初は湯船に浸かるのは怖いでしょうから
『まずは2分~3分くらい、ぬるめのお湯に浸かってみて下さい』
念のため、『違和感や痛みを少しでも感じたらすぐ出るように』
とアドバイスをさせていただきました。

結果、お風呂の後は痛みは全く出ず
ご本人も楽になったと言ってくれました

その後、前回で3回目の施術を受けられましたが、
毎日出ていた症状はほとんど出なくなり、
夜も朝までしっかり眠れて熟睡できているとのこと。

本当に良かったですね

30年間も苦しまされ続けていた
頭痛から解放されてきたので、
ご本人もとても喜ばれていらっしゃいました^^

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