急激な気温上昇、熱中症にご注意を！

今日の横浜は気温32度を記録し、梅雨明けのような暑さです。

急激に気温が上昇し、からだが慣れていないために熱中症になってしまう方も多く、近年は特に問題となっていますね。

高齢になると温度感覚が鈍くなり体温調整機能も低下するので、特に注意が必要です。

当院では日頃から、「お水」を小まめに飲むことをお伝えしております。

体内の水分量が1～2％減った状態で「のどが渇いた」と感じると言われ、5％減ると「脱水症状」や「熱中症」が起こります。

この数％で熱中症は起こってしまうのです。

そもそも人間の体はほとんどが水でできています。

胎児では体重の約90％、子どもでは約70％、成人では約60〜65％、老人では50〜55％水が占めており、脳、筋肉、腸、腎臓、肝臓などの臓器・組織中の水分含有量は80%前後とも言われています。

熱中症は脳の水分量が減り意識障害の状態であるとも言われていますから、喉が渇く前に小まめに水を口に含むことがとても大切です。

また、上記の通り筋肉もほとんどが水分ですから、いかに大切かがおわかりいただけると思います。

日頃から小まめに水を飲んで、常に体内循環の良い状態をつくりましょう。

普段あまりお水が飲めない方でも、起床時、トイレに立った時、お風呂の前と後、寝る前などタイミングを決めて飲んでいただくと習慣になりやすいと思います。

目安は体重25㎏で1ℓ、50㎏で2ℓを目標に、味のついたジュースやお茶は少量に留め、基本はお水（常温や白湯がおすすめですが、まずは飲みやすい温度で！）を飲む習慣をつけていきましょう！