年を重ねると筋肉痛が遅れる理由は?
2015年6月25日
健康まめ知識
健康まめ知識
暖かくなり、運動を始められた方もたくさんいらっしゃることと思います。
部活動でも、暑すぎない今は、運動量がかなり増えているのではないでしょうか。
さて、久しぶりに運動をすると悩ましいのが「筋肉痛」ですね。特に運動不足の時には堪えますよね(^_^;)
よく、「年とると筋肉痛が遅れてくる」という話を耳にします。これ、何気ない一般常識になっていますが、結構疑問ですよね。
そもそも筋肉痛とは、単純な筋肉疲労でして、疲労が溜まることにより筋肉が固まり、「もう限界!動かさないで!」という信号を発している状態です。
若い時よりも年をとった状態の方が疲労の蓄積は大きいはずですし、早く筋肉痛が来てもおかしくない状態ですが、なぜか逆転している。
この現象には「回復力」というものがキーポイントになります。
もともと、「痛み」というものは、身体を回復させていくための信号です。つまり、痛みが出ている時は、回復させようと身体が働いている時といっても良いでしょう。
若い時は回復力が高いため、いつなんどきでも回復しようとする準備が出来ています。ですので、疲労が溜まったら即座に筋肉痛という信号を出せる状態なのです。
年を重ねると、回復力が落ちてきます。
そうなると回復のための準備に時間がかかるため、タイムラグが生じると考えられるということですね^^