身体の動きについて⑥
健康まめ知識
今回はもう一つの筋肉バランスが崩れるポイントについて書いていきます。
その5で体幹が使えていないと崩れるというのが分かりましたね。
もう一つは・・・
力みがあるとバランスが崩れるのです!!
…どういうことでしょう?
力みとは持続的に力が入っている状態です。
瞬間的に力を入れれば体はスムーズに動くものですが、力みがあるとスムーズに動かずパフォーマンスが落ちてしまいます。
では実際に実験してみましょう!
まずはその3の動きで筋肉バランスを整えます。
次にゴムチューブがあればゴムチューブを使って、足でゴムチューブの端を踏んでもう一方は手に持ちます
手を下に降ろし肘を伸ばした状態から上腕二頭筋を使って肘を曲げて伸ばしてを10回行います。
はい、ではアームテストをしてみましょう!
腕が落ちますね^^
この動きで筋肉バランスが崩れたということです!
では逆にゴムチューブは使わず、肘を曲げるときに反対の手で始めだけ抵抗して後は解放してください。
それを10回繰り返します。
ではアームテストをしてみましょう!
いかがですか?
腕が落ちませんよね^^
そうなんです!
ゴムチューブを使う筋トレなどは本当は良くないんです!!
最近ゴムチューブを使うものがすごく多くなっていますが、筋肉バランスが崩れてしまうんですね!
でも筋トレがダメなわけではありません。
気を付けないといけないのは筋トレなどで鍛えてもパフォーマンスが発揮できなければ意味がありませんよね!
実は最初だけ100%力が入れば後は惰性でスムーズに動き、これが一番パフォーマンスが発揮できる仕組みなのです!
筋トレのやり過ぎは疲労が溜まりケガもしやすくなりますので必要最小限にして、痛みがある場合は筋トレは行わず、筋肉の疲労を取ることに専念しましょう!
よく痛みがあると筋肉をつけた方が良いと言われますが、実は逆で、疲労が蓄積して痛みが出てくることがほとんどです。
なので疲労を取ることを優先して、痛みが無くなってから徐々に必要最小限の筋肉量を増やして行けば良いのです。
それでも筋肉が落ちると不安になりますよね。
でも大丈夫です!
焦ると余計に筋肉が緊張して回復が遅れます。
早く回復させるためにもしっかり身体を休めて、筋肉が100%伸び縮みできる状態にまで緩めてからまたトレーニングをすればすぐに戻ります!
ご質問やご相談などありましたらいつでもお問い合わせください^^