梅雨になると腰痛・膝痛が悪化する理由|気圧や湿度だけではない“体の守り反応”
最近、湿度が60%を超える日が増えてきました。
いよいよ梅雨の気配ですね☔️
この時期になると、
「なんだか腰が重い」
「膝が痛みやすい」
「肩こりが強くなった」
「体がだるい」
「寝つきが悪い、夜中に目が覚める」
このようなお悩みを感じる方が増えてきます。
すでに当院にも、このような不調を訴える方が増えています💦
梅雨の不調というと、
「気圧のせいかな?」
「湿度が高いからかな?」
と思われることが多いですが、実はそれだけではありません。
梅雨時期の痛みやだるさには、
寒暖差・睡眠の質の低下・活動量の低下・自律神経の乱れ
なども大きく関係しています。
梅雨時期、体は思っている以上に頑張っている
最近は気温差がとても大きいですよね!
30度近くまで暑くなったかと思えば、
数日後には12度近くまで下がり、薄手のダウンを着たくなるほど寒くなることもありました😣
これだけ気温差があると、体は大忙しです。
暑さに対応して、
寒さに対応して、
湿度にも対応して、
さらに夜の寝苦しさにも対応して…。
自分では普通に過ごしているつもりでも、
体の中では一生懸命バランスを取ろうとしてくれています。
そう考えると、
「なんか最近だるいな…」
「痛みが出やすいな…」
というのも、体がサボっているのではなく、むしろ頑張っているサインなのかもしれません。
その結果、自律神経が乱れやすくなり、
- だるい
- 疲れが抜けない
- 寝つきが悪い
- 夜中に目が覚める
- 痛みを感じやすい
といった不調につながることがあります。
雨が続くと、体を動かす機会が減る
梅雨になると、どうしても外出する機会が減ります。
「今日は雨だから散歩はやめておこう」
「買い物は明日にしよう」
「家の中で座っている時間が長くなった」
こんな日が増えやすいですよね。
もちろん、雨の日に無理して外に出る必要はありません。
ただ、動く量が減ると、筋肉や関節を使う機会も少なくなります。
体は動かすことで、血流や循環が促され、
筋肉・関節・皮膚・筋膜なども少しずつ滑らかに働きやすくなります。
反対に、動きが少なくなると、
腰・膝・肩など、もともと負担がかかりやすい場所に不調が出やすくなります。
痛みは「もともと頑張っていた場所」に出やすい
ここで大切なのは、
梅雨そのものが腰痛や膝痛の原因というより、
もともと負担が溜まっていた場所に、痛みとして出やすくなる
ということです。
たとえば、
普段から腰に負担がかかっている方は腰に。
膝に不安がある方は膝に。
肩こりが強い方は肩に。
体全体の余裕が少なくなった時、
もともと頑張っていた場所が
「ちょっとつらいよー」
と教えてくれるように痛みが出ることがあります。
つまり梅雨の痛みは、
「天気が悪いから仕方ない」
というだけではなく、
体が“少し休ませてね”“やさしく整えてね”と教えてくれているサイン
とも考えられます。
そう思うと、痛みの見方も少し変わってきますよね☺️
梅雨時期の腰痛・膝痛を悪化させないためにできること
では、どうすれば良いのでしょうか?
大切なのは、
無理に鍛えたり、強く伸ばしたりすることではありません。
梅雨時期は、体が少し敏感になりやすい時期です。
だからこそ、頑張らせるよりも、やさしく安心させてあげることが大切です。
1. 朝に軽く体を動かす
雨の日でも、室内で大丈夫です。
首、肩、腰、膝をゆっくり動かして、
「今日も動いて大丈夫だよ」
と体に教えてあげるようなイメージで行いましょう。
いきなり大きく動かす必要はありません。
朝、カーテンを開けて、
深呼吸をして、
少し肩を回す。
腰をゆっくり動かす。
膝を軽く曲げ伸ばしする。
それだけでも、体にとっては良いスタートになります。
2. 強いストレッチやマッサージをしない
いまいち体が「シャキッとしない」ということで、
いつも以上に気合を入れて頑張って動こうとする方もいらっしゃいます。
痛みやだるさがある時に、
グイグイ伸ばしたり、強く揉んだり、無理に体を動かすと、
体がさらに警戒してしまうことがあります。
特に梅雨時期は、体が敏感になりやすい時期です。
「しっかり伸ばしたり動かす」よりも、
体が嫌がらない範囲で、やさしく動かす
ことを意識してみてください。
体は、無理やり変えようとするよりも、
「大丈夫だよ」と安心させてあげた方が、ゆるみやすいことがあります。
3. 湯船につかる
シャワーだけで済ませず、
ぬるめのお湯にゆっくりつかるのもおすすめです。
体が温まることで循環が促され、
筋肉の緊張もゆるみやすくなります。
また、入浴は自律神経や睡眠の質を整える意味でも大切です🌱
「今日も一日よく頑張ったね」
という気持ちで、少しゆっくり湯船につかってみてください。
4. 睡眠環境を整える
梅雨時期は、蒸し暑さや冷房・除湿の影響で、睡眠の質が下がりやすくなります。
寝つきが悪い。
夜中に目が覚める。
朝起きても疲れが抜けない。
このような状態が続くと、体の回復が追いつきにくくなります。
- 冷房で足元や腰まわりが冷えすぎないようにする
- 寝る前のスマホを少し控える
- 寝る前にゆっくり呼吸してからだの声に耳を傾ける
小さなことですが、体は意外とちゃんと反応してくれます。
5. 水分をこまめにとる
梅雨は汗をかいている実感が少なくても、
体は湿度や気温に対応するために頑張っています。
水分が不足すると、循環も落ちやすくなります。
一度にたくさん飲む必要はありません。
こまめに少しずつ水分をとることを意識してみてください。
「のどが渇いたら飲む」よりも、
「ちょこちょこ体に水分を届けてあげる」
くらいの感覚がおすすめです🌱
痛い場所だけでなく、体全体を見ることが大切です
「腰が痛いから腰だけ」
「膝が痛いから膝だけ」
「肩がこるから肩だけ」
もちろん痛い場所を見ることも大切です。
ただ、梅雨時期の不調は、
体全体の余裕が少なくなって起こっていることも多くあります。
そのため、痛い場所だけを強く刺激するのではなく、
体全体の負担を減らし、循環しやすい状態に整えてあげることが大切です。
体はパーツごとにバラバラに働いているわけではありません。
腰も、膝も、肩も、呼吸も、睡眠も、全部つながっています。
だからこそ、
「痛いところをどうにかする」だけでなく、
「体全体が安心して回復しやすい状態をつくる」
という視点が大切になります。
最後に
梅雨になると腰痛や膝痛が悪化する理由は、
気圧や湿度だけではありません☝️
寒暖差、睡眠の質の低下、活動量の低下、自律神経の乱れなどが重なり、
もともと負担が溜まっていた場所に痛みとして出やすくなります。
痛みは、体からの大切なサインです。
「梅雨だから仕方ない」と我慢するのではなく、
「今、体が少し頑張っているんだな」
と気づいてあげることが大切です。
そして、できる範囲でやさしく整えてあげてください。
ご自分の体を感じて、
大切にしてあげてくださいね☺️
梅雨時期に腰痛・膝痛・肩こりなどの不調が強くなる方は、
無理に我慢せず、お気軽にご相談ください😊
