捻挫を繰り返さないために本当に大切なこと|ストレッチだけでは再発を防げない理由
「ストレッチもしている。」
「筋トレも頑張っている。」
「リハビリもちゃんと続けた。」
それでも、
また捻挫してしまった…。
そんな経験はありませんか?
もちろん、ストレッチや筋力トレーニングは再発予防に大切です。
しかし、それだけでは再発を防げないことがあります。
実は、多くの方が見落としていることがあります。
それは、
身体がまだ足首を「警戒」し、無意識に守り続けていることです。
固定が終わっても、身体の警戒はすぐには解けません
捻挫をすると、靭帯などの傷ついた組織を守るために固定を行うことがあります。
固定はとても大切な処置です。
しかし、固定が終わり、靭帯が回復したからといって、身体がすぐに
「もう大丈夫」
と思ってくれるわけではありません。
身体は一度経験したケガを忘れず、
「また捻挫したら困る」
と無意識に警戒を続けます。
その結果、
足首周囲の筋肉は緊張したままになり、
関節の動きも小さくなり、
健側と比べて足首が硬く感じたり、動きにくく感じたり、膨らんで見えたりすることがあります。
ストレッチやマッサージだけでは改善しないことがあります
このような状態になると、
ストレッチやマッサージで柔らかくしようとされる方も多くいらっしゃいます。
もちろん、それらが役立つこともあります。
しかし、
身体がまだ強く警戒している状態では、
一時的に柔らかくなったように感じても、すぐに元へ戻ってしまうことがあります。
さらに、無理に伸ばしたり、強くほぐしたりすると、
身体は
「まだ危険なんだ」
と判断し、
かえって警戒を強めてしまうこともあります。
本当に大切なのは、身体の警戒を解くことです
捻挫を繰り返さないために大切なのは、
硬くなった筋肉だけを見ることではありません。
まずは、
身体が
「もう守らなくても大丈夫」
と安心できる状態をつくること。
これこそが、
捻挫を繰り返さないための第一歩になります。
警戒が少しずつ解けていくことで、
筋肉や筋膜の滑走性が改善し、
身体全体が協調・連動しながら動けるようになり、
足首周囲の筋肉の緊張も自然とやわらぎ、
本来のスムーズな動きを取り戻しやすくなります。
足首だけではなく、身体全体の連動も大切です
足首は、一つだけで動いているわけではありません。
足底や足趾、
すね、
膝、
股関節など、
身体全体が連動することで、歩く・走る・ジャンプする・方向転換するといった動きが成り立っています。
そのため、
足首だけをケアしていても、
周囲との連動がうまくいかなければ、再び足首へ負担が集中してしまいます。
また、筋肉や筋膜、関節が滑らかに動き、
それぞれが協調しながら身体全体が連動することで、
バランスも安定し、再発しにくい身体へとつながっていきます。
まとめ
捻挫を繰り返さないために必要なのは、
ストレッチだけでも、
筋トレだけでもありません。
まずは、
身体が足首を守ろうとしている「警戒」を少しずつ解いていくこと。
そして、
足首だけではなく、
身体全体の滑走性・協調性・連動性を取り戻していくことが大切です。
身体は壊そうとしているのではなく、
あなたを守ろうとしています。
だからこそ、
無理に身体と戦うのではなく、
身体が安心して動ける環境をつくってあげること。
それが、
捻挫を繰り返さないために本当に大切なことなのです。
せるり療法院では、
足首だけを見るのではなく、
身体全体の動きや、防御反応(警戒)にも着目しながら施術を行っています。
「何度も同じ足首を捻挫してしまう」
「再発への不安がある」
という方は、お気軽にご相談ください。
