肩こりが何度も戻る理由|揉んでも改善しない本当の原因とは?

「肩が重い…」

「マッサージへ行くとその日は楽になる。」

「肩を揉んでもらうと気持ちいい。」

「マッサージガンも使っている。」

それでも数時間後や翌日になると、また肩が凝ってしまう…。

このようなお悩みでご相談いただくことは少なくありません。

もちろん、マッサージやツボ押しで一時的に楽になることはあります。

しかし、

何度も肩こりを繰り返してしまう場合には、肩だけではない別の原因が隠れていることがあります。

今回は、肩こりを繰り返してしまう理由と、ご自宅でもできる簡単なセルフケアをご紹介します。

肩こりは「筋肉が硬いから」だけではありません

一般的には、

「肩の筋肉が硬くなっているから揉んでほぐしましょう」

と言われることが多いと思います。

確かに、筋肉が緊張していることで肩が重く感じることはあります。

しかし、

「なぜその筋肉が硬くなったのか?」

という視点は、意外と見落とされがちです。

硬くなった筋肉だけを繰り返しほぐしていても、原因が残っていれば肩こりは何度でも戻ってきてしまいます。

強い刺激が肩こりを繰り返す原因になることもあ

身体には、自分を守ろうとする働きがあります。

肩を強く押したり、ゴリゴリ揉んだり、マッサージガンで強い刺激を繰り返したりすると、

身体は

「これ以上傷つかないように守ろう」

と反応することがあります。

すると、

筋肉は再び緊張し、

結果として肩がまた硬く感じることがあります。

もちろん、すべての方に当てはまるわけではありません。

しかし、

その場では楽になるものの、

すぐに肩こりが戻ってしまう方では、このような反応が関係していることも少なくありません。

肩こりの原因は肩だけではないことも多い

肩こりというと、

どうしても肩ばかりに目が向きます。

しかし実際には、

肩の筋肉が原因というよりも、

肩に負担が集中してしまっている状態

になっている方が多くいらっしゃいます。

身体は多くの筋肉が協力しながら動いています。

本来一緒に働くはずの筋肉がうまく動かなくなると、

その分だけ僧帽筋など肩の筋肉が頑張りすぎてしまいます。

つまり、

肩は原因ではなく、

頑張らされている結果として硬くなっている

場合もあるのです。

最近特に多く感じるのが「上腕三頭筋」

当院で肩こりの方をみていると、

最近特に硬くなっている方が多いと感じるのが、

二の腕の裏側にある「上腕三頭筋」です。

デスクワーク

スマートフォン

パソコン操作

運転

筋力トレーニング

などによって、この筋肉が硬くなっている方をよく見かけます。

上腕三頭筋は肩や肩甲骨の動きにも関わる筋肉です。

この筋肉が硬くなることで肩甲骨の動きが悪くなり、

結果として僧帽筋へ負担が集中してしまうことがあります。

実際に当院でも、

肩をほとんど触らず、

腕の状態を整えることで

「肩が軽くなった」

と感じられる方は少なくありません。

もちろん、肩こりの原因は上腕三頭筋だけではありません。

猫背や巻き肩、長時間の同じ姿勢など、さまざまな要因が重なって肩に負担が集中していることもあります。

その中でも、当院で最近特に多く感じるのが上腕三頭筋の硬さです。

ご自宅でできる上腕三頭筋ストレッチ

肩ばかりを揉むのではなく、

一度、二の腕の裏側をゆっくり伸ばしてみてください。

ストレッチのやり方は、こちらの動画で実際にご紹介しています😊
無理に強く伸ばす必要はありませんので、動画を見ながら一緒にやってみてください。

詳しいやり方や注意点は動画内で解説しています。

強く引っ張る必要はありません。

「気持ちよく伸びる」

程度で十分です。

まとめ

肩こりを感じると、

つい肩ばかりを揉みたくなります。

しかし、

肩こりを繰り返してしまう方では、

肩そのものではなく、

肩に負担をかけている別の原因が隠れていることも少なくありません。

そして、

強い刺激で無理にほぐそうとするよりも、

身体全体のバランスを整え、

肩が頑張らなくても済む状態をつくることが大切です。

もし、

「マッサージへ行ってもすぐ戻る」

「何年も肩こりを繰り返している」

という方は、

一度、肩以外の部分にも目を向けてみてください。

これまでとは違った改善のヒントが見つかるかもしれません。