朝起きると腰や膝が痛い…寒暖差が大きい今、身体に起きていること
「朝起きた時に体がだるい…」
「寝起きに膝がこわばって動きにくい…」
「少し動いていると楽になるけれど、朝がつらい…」
最近、このような身体の変化を感じている方はいませんか?
今年は残暑が続くというよりも、雨が多く、急に暑くなったり急に涼しくなったりする日もあります。
昼間は暖かいのに、朝晩はひんやりする。
昨日は半袖でも暑かったのに、今日は長袖、上着が欲しくなる。
このように気温差が大きい時期は、服装や寝具、エアコンの調整も難しく、身体も環境の変化に合わせる必要があります。
さらに今年は、夏頃からインフルエンザや新型コロナなども流行しており、体調を崩している方も少なくありません。
では、なぜこのような時期に「朝起きた時の腰痛や膝痛」が気になりやすくなるのでしょうか?
朝は、1日の中でも身体がまだ動いていない時間
朝起きた時は、何時間もほとんど同じ姿勢で過ごした直後です。
寝ている間も寝返りはしていますが、日中のように歩いたり、身体をひねったり、腕や脚を大きく動かしたりすることはありません。
そのため、起床直後はまだ身体全体が日中のように動いていない状態です。
そこから急に立ち上がって歩いたり、前かがみになったり、階段を下りたりすると、
「なんだか腰が痛い」
「膝が固まっている感じがする」
と感じることがあります。
しかし、しばらく動いているうちに少しずつ楽になってくる方もいます。
これは、身体が動き始めることで、腰や膝だけではなく、股関節や足首、背中なども少しずつ動きやすくなることが関係している場合があります。
今年は「暑い」「涼しい」の差が大きい
この時期に難しいのが、身体が毎日違う環境に対応しなければならないことです。
- 暑い日はエアコンを使う。
- 夜になると急に涼しくなる。
- 朝方は寒く感じる。
- ところが翌日はまた気温が上がる。
人間の身体は、このような環境の変化に合わせて体温を調整したり、血流を変化させたりしながら対応しています。
そのため、
「身体が大きな環境変化に対応し続けている」
状態です。
雨が多いと、知らないうちに動く量も減る
雨が続くと、
「今日は外に出るのをやめておこう」
「ウォーキングはまた今度にしよう」
と、自然と身体を動かす時間が少なくなることがあります。
また、夏の暑さで外出を控えていた方も多いと思います。
つまり、
夏の暑さで活動量が減る
↓
雨でさらに外出が減る
↓
急に涼しくなって身体を動かし始める
このような変化が短い期間に起こります。
身体がまだ十分に動く準備ができていないところに、急に普段通りの生活へ戻ろうとすると、腰や膝などに負担を感じることもあります。
身体はすぐには元通りにならない
今年はインフルエンザや新型コロナなども早い時期から流行しています。
風邪などで数日間寝込んだだけでも、身体を動かす量は大きく減ります。
食欲が落ちたり、睡眠のリズムが乱れたりすることもあります。
その後、体調が戻って
「もう熱もないし大丈夫」
と思っていても、身体の動きはまだ本調子ではないことがあります。
- 睡眠
- 食事
- 水分
- 活動量
- 疲労
などが影響し、身体全体のコンディションが落ちていることはあります。
そのような状態では、今まで気にならなかった腰や膝に違和感を感じることもあります。
朝に痛いからといって、いきなり強く伸ばさない
朝起きて腰や膝が重いと、
「ストレッチをした方がいいのかな」
と思う方も多いと思います。
もちろん、身体を動かすこと自体はとても大切です。
ただし、起きた直後から無理に強く伸ばす必要はありません。
まずは、
- 布団の中で足首をゆっくり動かす
- 膝を軽く曲げ伸ばしする
- 身体を左右に軽く動かす
- 椅子に座って背中や股関節をゆっくり動かす
など、
痛くない範囲で少しずつ身体を動かしていく
くらいで十分です。
身体に、
「今日も動いて大丈夫だよ」
と教えてあげるようなイメージです。
「腰だけ」「膝だけ」を見ない
朝起きた時に腰が痛いと、腰だけを揉んだり、腰だけを伸ばしたりしたくなります。
膝が痛ければ、膝だけをマッサージしたくなるかもしれません。
しかし、身体はすべてつながって動いています。
- 股関節
- 骨盤
- 背中
- 膝
- 足首
- 身体全体のバランス
などが影響していることがあります。
そのため、痛い場所だけを見るのではなく、
身体全体がうまく動けているか
という視点も大切です。
寒暖差が大きい時期こそ、生活の基本を大切に
身体の調子が安定しない時期ほど、特別なことをする必要はありません。
まずは、
- しっかり眠る
- 湯船につかる
- 水分をとる
- 食事を抜かない
- 無理のない範囲で身体を動かす
- 呼吸をゆっくり行う
このような基本的なことがとても大切です。
季節が変わる時期は、身体も新しい環境に合わせようとしています。
「調子が悪いから何か特別なことをしなければ」
と焦るよりも、
身体が適応する時間を少し与えてあげることも大切なのかもしれません。
朝の痛みが長く続く場合は、一度確認を
朝だけ少し違和感があり、動いているうちに楽になる場合もあります。
一方で、
- 痛みが日に日に強くなる
- 日中も痛みが続く
- 強い腫れや熱感がある
- しびれや力の入りにくさがある
- 強いこわばりが長時間続く
といった場合は、一度医療機関で確認してもらうことも大切です。
「季節の変わり目だから」と決めつけず、いつもと違う状態が続く場合は無理をしないようにしましょう。
まとめ
今年は雨が多く、急に涼しくなったと思ったら、また気温が上がるなど、身体にとっても変化の大きい秋になっています。
朝起きた時に腰や膝がつらく感じる場合も、
「寒くなったから」
だけではなく、
- 睡眠中に身体を動かしていないこと
- 寒暖差への対応
- 活動量の変化
- 体調不良後のコンディション
など、さまざまなことが重なっている可能性があります。
そんな時は、無理に身体を伸ばしたり、痛いところを強く揉んだりするのではなく、
まずは痛くない範囲からゆっくり身体を動かしてみてください。
身体は、本来その時々の環境に合わせて変化していく力を持っています。
その力を邪魔しないように、少しずつ身体を動かしながら、この季節を乗り切っていきましょう😊
