膝痛と股関節の関係|膝だけを見ない理由
日常生活では、特に階段の上り下りで膝に痛みが出るとのことでした。
身体の状態を確認すると、膝まわりだけでなく、股関節や骨盤の動きにも確認したい部分がありました。
そこで、まず膝周辺の状態を確認しながら施術を行い、膝の動きを再確認しました。
その後さらに、股関節周辺の動きや組織の状態を確認しながら施術を行ったところ、
膝の動きにもさらに変化がみられました。
このように、膝が痛いからといって、必ずしも膝だけに問題があるとは限りません。
歩く・立ち上がる・階段を上り下りするといった動作では、
股関節・膝・足首・骨盤などが連動しながら動いています。
そのため、股関節や骨盤の動きが低下したり、うまく連動できなかったりすると、その不足を膝が補おうとして、膝への負担が大きくなる場合があります。
実際に当院でも、
股関節周辺へアプローチしたことで、膝の動かしやすさや痛みに変化がみられるケースがあります。
だからといって、
「膝痛の原因は股関節です」
と一律に考えているわけではありません。
膝そのものの状態はもちろん大切ですが、
・股関節や足首との連動
・骨盤の動き
・体重のかけ方
・歩き方
・周囲組織の滑走性
・痛みに対する身体の防御反応
など、複数の要素が関係している場合があります。
せるり療法院では、
痛い場所だけを見るのではなく、身体全体がどのように動いているのかを確認すること
を大切にしています。
膝に痛みがある場合でも、膝だけを強く押したり揉んだりするのではなく、実際の動作を確認しながら、その方に必要な部分へアプローチしていきます。

